信州大学医学部附属病院 病院機能指標 2022年度

歯科診療関連指標

関連項目 82、83、84

指標の解説

項目82
年間延べ外来患者数(歯科)
歯科の年間延べ外来患者数
項目83
周術期口腔機能管理料算定数
国立大学附属病院における医科歯科連携の状況を評価
項目84
歯科領域の特定疾患患者数
特殊な専門性が必要な難治性疾患の歯科の患者数

当院の実績と全国平均値との比較

取組みが成果に現れてきています
動向を観察中
改善を検討中
自院過去5年間のデータに対する自院による評価
指標 項目 掲載値 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 評価
年間延べ外来患者数(歯科) 82 当院 15,844 16,491 16,577 18,059 18,420
平均値n 15,734 16,559.4 15,117.2 15,730 16,036.5
周術期口腔機能管理料算定数 83 当院 1,856 2,046 1,877 2,264 2,414
平均値o 1,671.2 1,826.8 2,053.1 2,198.4 2,223.1
歯科領域の特定疾患患者数 84 当院 1,647 1,669 1,945 2,069 2,131
平均値o 1,842.1 2,006.3 1,900.4 2,013.3 2,059.5
n:歯学部のない大学病院の歯科口腔外科診療科(2018~2021年度:33大学、2022年度:32大学)o:歯学部のない国立大学病院(本院)の歯科口腔外科診療科(31大学)

当院の自己評価

項目82
年間延べ外来患者数(歯科)
取組みが成果に現れてきています
歯科の年間延べ外来患者数
年間延べ外来患者数(歯科)
↑ 高いほど良い

年間延べ外来患者数(歯科)グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

信大病院では、大学病院(特定機能病院)として地域医療連携(他の医療機関との患者の相互紹介)を進めていきます。また、入院中、通院中の患者さんの口腔機能管理を行っています。 外来患者数はほぼ毎年同程度で、ほぼ全国平均レベルにあります。今後も医療における歯科口腔医療の必要性が増しており、患者数の増加が見込まれています。
項目の定義・算出方法
各年度1年間の、歯学部のない大学病院の歯科口腔外科診療科の延べ外来受診患者数です。
単位
項目83
周術期口腔機能管理料算定数
取組みが成果に現れてきています
国立大学附属病院における医科歯科連携の状況を評価
周術期口腔機能管理料算定数
↑ 高いほど良い

周術期口腔機能管理料算定数グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

周術期口腔機能管理とは、がん患者等の周術期(手術や化学療法の治療前から後)において、包括的な口腔機能の管理(口腔ケア、口腔機能の回復など)を行う事により、治療中の併発症(術後の誤嚥性肺炎、発熱、体重減少等)の予防・軽減や、QOLの維持を目的として行われている支持療法で す。信州大学では全国に先駆けて、取り組んできました。
現在、周術期口腔機能管理を必要としている患者さんの約1/4で周術期口腔機能管理が行われています。全レベルからみて患者数は高い方でした。現在、外来通院室での管理等も開始し、管理患者数の増加に取り組んでいます。
項目の定義・算出方法
各年度1年間の、周術期口腔機能管理料算定件数(算定延べ数)です。
単位
項目84
歯科領域の特定疾患患者数
動向を観察中
特殊な専門性が必要な難治性疾患の歯科の患者数
歯科領域の特定疾患患者数
↑ 高いほど良い

歯科領域の特定疾患患者数グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

厚生労働大臣が定める難治性の疾患を主病とする患者さんに対して、治療計画に基づき療養上必要な指導を行った患者数です。対象疾患は、顎・口腔の先天異常、舌痛症(心因性によるものを含む)、口腔軟組織の疾患(難治性のものに限る)、口腔乾燥症(放射線治療又は化学療法を原因とするものに限る)及び睡眠時無呼吸症候群(口腔内装置治療を要するものに限る)です。
信大病院では病診連携のもと、難治性の患者さんの治療にあたっています。今後も社会の高齢化等に伴い、患者数の増加が予想されています。
項目の定義・算出方法
各年度1年間の、歯科特定疾患療養管理料を算定した患者数(算定延べ数)です。
単位
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