滋賀医科大学医学部附属病院 病院機能指標 2022年度

医療従事者受入関連指標

関連項目 33、34、35、36、37、38、39、40、41、43、44、46

指標の解説

項目33
臨床研修医採用人数(医科)
臨床研修医の採用人数
項目34
他大学卒業の臨床研修医の採用割合(医科)
他大学卒業の臨床研修医の採用比率
項目35
専門医の新規資格取得者数
在籍期間中に新たに専門医の資格を取得した述べ人数
項目36
臨床研修指導医数
研修医教育・指導を担当できる臨床経験のある専門医師の人数
項目37
専門研修コース(後期研修コース)の新規採用人数(医科)
初期臨床研修を終えた研修医が進む後期研修コースの新規採用人数
項目38
看護職員(保健師・助産師・看護師、准看護師の有資格者)の研修受入数(外部の医療機関などから)
外部からの看護職員の受け入れ数
項目39
看護学生の受入実習学生数(自大学から)
自大学の看護学生の受け入れ数
項目40
看護学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から)
自大学以外の看護学生の受け入れ数
項目41
薬剤師の研修受入数(外部の医療機関などから)
外部から薬剤師を研修生として受け入れている数
項目43
薬学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から)
自大学以外から薬剤師の臨床実習を受け入れた数
項目44
その他医療専門職の研修受入数(外部の医療機関などから)
看護職員、薬剤師以外で国家資格を持つ医療専門職人材の研修受け入れ数
項目46
その他医療専門職学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から)
自大学以外の看護職員、薬剤師以外の国家資格を目指す学生を受け入れた数

当院の実績と全国平均値との比較

指標 項目 掲載値 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
臨床研修医採用人数(医科) 33 当院 37 30 44 31 38
平均値b 34.9 34.5 31.3 31 28.5
他大学卒業の臨床研修医の採用割合(医科) 34 当院 18.9 23.3 29.5 25.8 36.8
平均値b 35 32.7 34.8 35 34.5
専門医の新規資格取得者数 35 当院 76 65 69 78 59
平均値b 85 89.3 68.3 74.4 63.4
臨床研修指導医数 36 当院 150 161 184 184 196
平均値b 160.7 171.1 172.6 173.6 171.3
専門研修コース(後期研修コース)の新規採用人数(医科) 37 当院 58 58 53 56 64
平均値b 83.2 85.4 86.2 86.2 87.4
看護職員(保健師・助産師・看護師、准看護師の有資格者)の研修受入数(外部の医療機関などから) 38 当院 82.8 92 337 226 366
平均値b 303 317.2 324.2 294.3 326.3
看護学生の受入実習学生数(自大学から) 39 当院 4,422.6 4,488 2,587 3,719 4,623
平均値b 4,480.5 4,599.1 3,396.5 4,247 4,601.1
看護学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から) 40 当院 2,000 1,658 318 305 691
平均値b 1,958.3 1,970.1 605.6 1,089.5 1,447.1
薬剤師の研修受入数(外部の医療機関などから) 41 当院 249 278 340 960 900.2
平均値b 96.4 113.9 75.4 191.3 228.8
薬学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から) 43 当院 1,980 1,716 1,320 1,817.2 1,870
平均値b 1,088 955.8 839.9 884.1 985.8
その他医療専門職の研修受入数(外部の医療機関などから) 44 当院 639 707.2 396 390.6 375.2
平均値b 323.9 308.4 189.5 249.7 224.7
その他医療専門職学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から) 46 当院 2,368.8 2,246.4 737 1,618.5 2,080.8
平均値b 2,103 1,989 658.9 1,392.2 1,864.8
b:国立大学病院(本院)(42大学)

当院の自己評価

項目33
臨床研修医採用人数(医科)
臨床研修医の採用人数
臨床研修医採用人数(医科)
↑ 高いほど良い

臨床研修医採用人数(医科)グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

最近の初期研修医の動向では市中病院希望者が増加し、大学病院は給与の低さ、上級医の多さ、プライマリ医療の少なさ等で研修医数が減少しています。本学では研修医に必要な外科の知識・技術も必須とし真の意味で優れた研修医の養成に努めています。
項目の定義・算出方法
臨床研修プログラム1年目の人数です。2年間の臨床研修の一部を他病院で行う「たすき掛けプログラム」の場合でも大学病院研修に限定せず、プログラムに採用した全体人数を計上します。他院で研修を開始する場合を含みます。いずれの年度も6月1日時点の人数を集計しています。
単位
項目34
他大学卒業の臨床研修医の採用割合(医科)
他大学卒業の臨床研修医の採用比率
他大学卒業の臨床研修医の採用割合(医科)
↑ 高いほど良い

他大学卒業の臨床研修医の採用割合(医科)グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

他大学卒業の医学生がどれだけ初期研修医に応募してくれるかは、大学病院のレベルを外部から見た指標の1つかもしれません。また、将来の地域医療体制の維持にも関わってきます。
地方大学病院においてはほとんどの研修医が自大学卒業生であるのが通例ですが、本学でも他大学出身者の採用に積極的に取り組み、他大学生へのアピールポイントとして、新研修医ルームなどの研修環境の改善、魅力あるプログラムの作成、県内主要病院との研修ネットワークの構築などを継続しています。
項目の定義・算出方法
臨床研修医のうち、他大学卒業の臨床研修医の採用割合(%)です。いずれの年度も6月1日時点の人数を集計しています。
単位
項目35
専門医の新規資格取得者数
在籍期間中に新たに専門医の資格を取得した述べ人数
専門医の新規資格取得者数
↑ 高いほど良い

専門医の新規資格取得者数グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

若手医師の各種専門医・認定医の取得を推進することも大学病院の社会的責任のひとつです。今後、医師、社会のニーズに答えるべく専門医養成コースを拡充していきます。
項目の定義・算出方法
自大学の専門研修プログラム修了者のうち各年度に専門医認定試験に合格し、対象年度中に専門医認定書を受けた者の延べ人数です。
ダブルボードによって、自大学の専門研修プログラム在籍中に専門医を取得した場合も含めます。本項目は、一般社団法人日本専門医機構および一般社団法人日本歯科専門医機構が行う専門性に関する認定に基づく専門医の数を計上します。
「項目79 専門医の新規資格取得者数(歯科)」を含めた全数になります。
単位
項目36
臨床研修指導医数
研修医教育・指導を担当できる臨床経験のある専門医師の人数
臨床研修指導医数
↑ 高いほど良い

臨床研修指導医数グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

大学病院における指導医数は、毎年市中病院への出張者などがあるため、一定にしがたいのが現実です。
毎年、指導医資格取得可能年代(卒後7年)に入る若手医師が多いため、毎年1回の指導医講習会を開催しています。
今後も質の高い研修医教育の担保のため年1回の指導医講習会を開催していく予定です。
項目の定義・算出方法
医籍を置く医師のうち、臨床経験7年目以上で指導医講習会を受講した臨床研修指導医の人数です。臨床研修指導医、及び臨床経験の定義は、「医師法第16条の2第1項に規定する臨床研修に関する省令の施行について(厚生労働省2003年6月12日)」に従います。各年度6月1日時点の人数を集計しています。
単位
項目37
専門研修コース(後期研修コース)の新規採用人数(医科)
初期臨床研修を終えた研修医が進む後期研修コースの新規採用人数
専門研修コース(後期研修コース)の新規採用人数(医科)
↑ 高いほど良い

専門研修コース(後期研修コース)の新規採用人数(医科)グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

学年により、若干の増減はみられますが、専門医を取得しようという若手医師が毎年、後期レジデントに応募しています。今後、新たな専門医として将来活躍してくれることが、医療崩壊を防ぎ、安定した医療を提供し、社会に対する責務を果たすことになると考えられます。
項目の定義・算出方法
専門研修プログラム一年目の人数です。国立大学病院が設置したプログラムに採用した人数です。他院で研修を開始する場合を含みます。各年度6月1日時点の人数を集計しています。
単位
項目38
看護職員(保健師・助産師・看護師、准看護師の有資格者)の研修受入数(外部の医療機関などから)
外部からの看護職員の受け入れ数
看護職員(保健師・助産師・看護師、准看護師の有資格者)の研修受入数(外部の医療機関などから)
↑ 高いほど良い

看護職員(保健師・助産師・看護師、准看護師の有資格者)の研修受入数(外部の医療機関などから)グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

県内の他施設からの研修受入れの中で、専門分野における認定看護師や専門看護師の研修や認定看護管理者、セカンドレベルなどの看護管理者の研修受入れを積極的に行っています。また、手術部で手術室看護師として患者へ安全に手術が受けられるよう(手術がズムーズに運べるよう)、他施設からの見学および研修の受入れを行っています。
項目の定義・算出方法
各年度1年間の外部の医療機関などからの研修受け入れ延べ人日(人数×日数)です。外部の医療機関には、他の日本国内の病院、外国の病院、行政機関、個人からの依頼による研修が含まれます。
人日
単位
項目39
看護学生の受入実習学生数(自大学から)
自大学の看護学生の受け入れ数
看護学生の受入実習学生数(自大学から)
↑ 高いほど良い

看護学生の受入実習学生数(自大学から)グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

第2~4学年の多分野の臨地実習を受け入れています。
2017年4月から、第1学年の医学生と看護学生の合同病院実習も加わりました。
項目の定義・算出方法
各年度1年間の保健学科・看護学科などの自大学の実習学生延べ人日(人数×日数)です。
人日
単位
項目40
看護学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から)
自大学以外の看護学生の受け入れ数
看護学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から)
↑ 高いほど良い

看護学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から)グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

県内の専門学校や近隣大学などの看護学生の受け入れを行っています。中でも母性実習の受入れ数を増やしています(近隣での母性実習の受入れが困難な状況になっており看護学生に不利益が生じないようにしています)。
項目の定義・算出方法
各年度1年間の自大学以外の養成教育機関からの実習学生延べ人日(人数×日数)です。なお、一日体験は除きます。
人日
単位
項目41
薬剤師の研修受入数(外部の医療機関などから)
外部から薬剤師を研修生として受け入れている数
薬剤師の研修受入数(外部の医療機関などから)
↑ 高いほど良い

薬剤師の研修受入数(外部の医療機関などから)グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

本院薬剤部は、日本医療薬学会の認定薬剤師、がん専門薬剤師、薬物療法専門薬剤師の研修施設、日本病院薬剤師会のがん薬物療法認定薬剤師研修施設、日本薬剤師研修センターの研修生受入れ施設などに認定されています。滋賀県下で、これらの認定を受けている施設は、当院を含めて1~2施設のみであり、滋賀県における高度な専門性を有する薬剤師の育成に貢献しています。
項目の定義・算出方法
各年度1年間の外部の医療機関などからの研修受け入れ延べ人日(人数×日数)です。外部の医療機関とは他の病院、外国、行政機関、個人とします。
人日
単位
項目43
薬学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から)
自大学以外から薬剤師の臨床実習を受け入れた数
薬学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から)
↑ 高いほど良い

薬学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から)グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

薬学部が6年制に移行したことに伴い、病院で11週間、薬局で11週間の臨床実習が必須となりました。本院では、病院における実習として、近畿の薬科大学あるいは薬学部の学生を、受入れています。薬剤部内だけの実習にとどまらず、病棟、化学療法室、手術室、チーム医療など、幅広い薬剤業務のカリキュラムを作成するとともに、チューター制度によるきめ細やかな指導体制を構築し、実習生の立場に立った教育プログラムを提供しています。
また、これらの学生はほとんどが滋賀県出身であり、将来の滋賀県を支える医療人育成に大きく貢献しています。
項目の定義・算出方法
各年度1年間の自大学以外の養成教育機関からの実習学生延べ人日(人数×日数)です。(一日体験は除きます。)
人日
単位
項目44
その他医療専門職の研修受入数(外部の医療機関などから)
看護職員、薬剤師以外で国家資格を持つ医療専門職人材の研修受け入れ数
その他医療専門職の研修受入数(外部の医療機関などから)
↑ 高いほど良い

その他医療専門職の研修受入数(外部の医療機関などから)グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

当院では、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の研修人員を受け入れ、人材育成に力を入れています。今後も、自己研鑽はもちろんのこと、さらに後進の育成に努めます。
項目の定義・算出方法
各年度1年間の外部の医療機関などからの研修受け入れ延べ人日(人数×日数)です。外部の医療機関とは、他の病院、外国、行政機関、個人とします。その他の医療専門職とは、看護職員、薬剤師以外で国家資格の医療専門職を指します 。
人日
単位
項目46
その他医療専門職学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から)
自大学以外の看護職員、薬剤師以外の国家資格を目指す学生を受け入れた数
その他医療専門職学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から)
↑ 高いほど良い

その他医療専門職学生の受入実習学生数(自大学以外の養成教育機関から)グラフの値は当院の実績と全国平均値との比較の表内にも記載しています。

当院では、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の研修人員を受け入れ、人材育成に力を入れています。今後も、自己研鑽はもちろんのこと、さらに後進の育成に努めます。
項目の定義・算出方法
各年度1年間の自大学以外の養成教育機関からの実習学生延べ人日(人数×日数)です。(一日体験は除きます。)その他の医療専門職とは、看護職員、薬剤師以外で国家資格の医療専門職を指します。
人日
単位
戻る